広島牡蠣は安全・安心
浄化プールなど手間暇かけたひと工夫が高品質とされる広島牡蠣のおいしさを支えています。
通常、水揚げされた牡蠣は洗浄された後、そのまま出荷されるのが一般的ですが、広島牡蠣はその前に、専用プールでじっくり一日かけて浄化します。これは、アサリでいうところの「砂抜き」のようなもの。体の中にたまっている雑菌などの汚染物を全部吐かせることで、牡蠣特有のえぐみが解消され、本来のうまみが引き立ちます。広島県ではこの浄化をしなければ、生食用のむき身にできない条例を施行し、広島牡蠣の品質安定に県全体で取り組んでいます。
生食用と加熱用の収穫区域を分けることで責任をもった商品提供を実施しています。
広島県では県魚にあたる牡蠣を県の特産品として大切に育てようという考えから、生食用と加熱用の牡蠣とではその収穫区域をきっちりと区別し、厳格な指定を行なっています。これも他県にはない広島独自の条例に基づくもので、指定海域を作ることで出荷された牡蠣がどこで獲れたものかが判別できるようになっています。それに加え、クニヒロではさらに生産者までが特定できるトレーサビリティも実践しています。